今注目の通貨はこれだ!

米ドル(USD)

米ドルUSD

米ドルが動く主な要因

  • 政策金利
  • 貿易収支
  • 米国雇用統計
  • GDP

やっぱり世界の基軸通貨!

第一次世界大戦後、世界一の経済大国となったアメリカ。9・11やサブプライム問題など不安材料も抱えながらも、米ドルはやはり世界の基軸通貨。現在も世界中の物資やサービスが米ドルだてで決済されており、取引高も世界ダントツです。
ドルの動きを読むには、経済指標に注意するのはもちろんのこと、政策金利にも注目。一般的に利上げはドル高、利下げはドル売り要因になります。金利は年8回開催されるFMOC(連邦公開市場委員会)で決定されます。毎回火曜日に開催され、議事要旨が発表されるのは、2日後の木曜日です。

ユーロ(EUR)

ユーロEUR

ユーロが動く主な要因

  • ユーロ圏全体の経済指標
  • 米ドルの上昇/下落
  • ドイツの失業率/GDP
  • フランスの失業率/GDP
  • 政策金利

米ドルを超えられるか!?

ユーロ圏15カ国の共通通貨となっているユーロ。世界第二の基軸通貨と呼ばれるだけあって、取引高も世界第二になりました。
ユーロの特徴は、米ドルと逆の動きをしやすいことです。テロなど、米ドルに対する懸念が強まったときには、代わりにユーロが買われるのです。
また、ユーロを導入しているドイツが景気を牽引していることもユーロが堅調に推移している一因となっています。 しかし、ユーロ導入の条件を満たす国が少なく、ユーロ導入件の拡大は足踏み状態となっています。米ドルを超える存在になるかどうか、これからも注目を集めそうです。

カナダドル(CAD)

カナダドルCAD

カナダドルが動く主な要因

  • 米ドルの動き
  • 政策金利
  • 米国の政策金利
  • 原油価格

米ドルとの動きの連動に注目!

カナダがG7に加入したことで、アメリカとの動きが強まり、カナダドルは米ドルと似た動きをすることが多くなりました。
しかし、逆の動きをすることもしばしばあります。まずは米国の政策金利が上昇したとき。カナダに投資されていた資金が米ドルに戻っていくので、カナダドルは上昇します。また、カナダは資源国でもあります。米ドルが下落していても、原油価格や金価格が上昇するとカナダドルが上昇しやすいのです。
財政収支、貿易収支ともに黒字を維持している経済優良国で、比較的動きが少なく、安定した投資先として人気です。

豪ドル(AUD)

豪ドルAUD

豪ドルが動く主な要因

  • 米ドルの動き
  • 政策金利
  • 米国の政策金利
  • 原油価格

スワップポイントが高い資源国通貨!

オーストラリアドルは為替では「豪ドル」と呼ばれます。豪ドルは金利水準が高いので投資先として根強い人気があります。「買い」ポジションで毎日もらえるスワップポイントが、平均55円、高いところでは100円以上という業者も存在します。さらにオーストラリアは天然資源が豊富。原油高に弱い米ドルとは違い、豪ドルはむしろ原油高によって上昇します。
ただし全体の取引高は米ドルに比べると圧倒的に少なく、比較的値動きが激しい通貨でもありますので、レバレッジをかけすぎると、ロスカットにかかりやすくなります。レバレッジを低めに設定して、スワップポイントを稼ぎながら運用していくといいでしょう。

ニュージーランドドル(NZD)

ニュージーランドドルNZD

NZドルが動く主な要因

  • 政策金利
  • 豪ドルの動き
  • 小売売上高

豪ドルと並ぶ高金利通貨!

ニュージーランドは輸出産業がバターなどの乳製品の輸出が堅調で、さらに高金利による人気も手伝い、2007年には97円台という高値をつけました。
オーストラリアの隣にある国なので、通貨も豪ドルと似た動きをするという特徴をもっています。ただ豪ドルと違うのは、オーストラリアが資源国なのに対し、ニュージーランドの主な産業は乳製品や畜産物の輸出です。そのため原油の値動きに強く、また、農産物の市況が上がれば上昇します。
ただし、取引高が少ないため、相場が乱高下するリスクもあり、レバレッジのかけすぎには注意したいところです。

英ポンド(GBP)

英ポンドGBP

ポンドが動く主な要因

  • 原油価格
  • 政策金利
  • 各種経済指標

ボラティリティが高くデイトレむき!

かつては世界の基軸通貨であった英国ポンド。英国はEU加盟国でありながら、ユーロを導入しなかったため、独自の金融政策を実施しています。
現在のポンドは流通量が少ないため、ボラティリティ(変動率)の高い通貨として知られています。一日の動きが1円以上ということも比較的多く、デイトレには最適の通貨と言えるでしょう。
スワップポイントも高いので、スワップを狙おうという方もいらっしゃるかと思いますが、長期で持つには変動が激しくリスクが高い通貨ということも頭に入れておきましょう。

スイスフラン(CHF)

スイスフランCHF

スイスフランが動く主な要因

  • ユーロの値動き
  • 地域紛争・テロ懸念
  • 政府の抑制

有事のスイスフラン買いの動向が!

「有事のスイスフラン買い」という言葉が聞かれるようになりました。スイスは永世中立国のため、テロや戦争による値動きの影響が少ないため、紛争が起こった際に資金逃避先となり、買われる傾向があるからです。特に9・11のテロ以降、その傾向が強くなっています。とはいっても、値動きは一時的なものになりやすいので、短期トレード向きと言えるでしょう。金利面でも長期トレードのメリットは少ないといえます。また、米ドルを保有している人にとっては有事の際の有効な資金逃避先といえます。