ロスカットにご注意!

レバレッジが大きくなるとロスカットされやすい。ロスカットに注意

大きく得をする可能性があるということは、逆に大きく損をする可能性も否定できないということです。
たとえば、1万円しか貯金のない人が1万通貨を買うこともできるのです。
この場合、レートが2円動くと、2万円の損が出て、損した金額が元手を上回ります。
このように貯金額よりも損をしてしまう人が出るのを防ぐため、証券会社は「ロスカット」を実行することになっています。
だいたい30%〜40%の会社が多いのではないでしょうか。
ロスカットが30%」というのは、証券会社が預かっている金額の30%を超えて損が発生した場合、自動的にすべてのポジションを決済して、それ以上損が膨らまないようにするということです。
気をつけなければいけないのは、損しているポジションを「そのうちプラスになるだろう」とほっておくと、知らない間にロスカットになる場合があるということです。レバレッジが高いほど、ちょっとレートが動いただけでロスカットになるので気をつけなければいけません。100万円預けていて30%でロスカットになると70万円が一瞬でなくなります。

基準額はそれぞれの会社によって違いますので、きちんとロスカット基準を確認しましょう。資料を読んでも分からない場合は電話で問い合わせるのがいいでしょう。
あくまで目安ですが、基準額の相場は以下の通りです。

■レバレッジ100倍の場合
取引開始値段から25〜50銭動いただけでロスカットになる可能性がある
■レバレッジ10倍の場合
取引開始値段から7〜9円動くとロスカットになる
ロスカット
トウシ「おじさん、ぼく、1000円を持っているんだ。これを証拠金に、ラーメン100個買いたいんだけど」
FX「なんだって。つまり10万円の取引か。そんなに大きな金額をやり取りするなら、ロスカットしなきゃいけなくなるかもしれないぞ。」
トウシ「??」
FX「100個買うってことは、ラーメンの値段が1円動いたら、100円損するってことだ」
トウシ「200円下がったら…わっ!200円×100個で2万円も損するんだ!」
FX「そうだ。君は1000円しかもっていないのに、僕は君に2万円の請求書を出さなきゃいけない。そんなことしたくないし、君が損した分のお金を返せないっていう可能性もあって、僕も損するかもしれない。お互いのためによくないんだよ。」
トウシ「じゃあ、どうするの」
FX「君の資産、つまり1000円の80%でロスカットする」
トウシ「ロスカット?」
FX「そうだ、君が800円損した時点で、清算する。つまり、君は僕に800円払わなければいけないけれど、それ以上に損することはないんだ」
トウシ「うーん…でも800円でラーメン100個だと…ラーメンの値段が8円下がっただけで、僕は損をすることが確定するってこと?」
FX「そうだね。でもラーメン100個ってことは10万円分だよ。君の元手のお金は1000円。10万÷1000円でレバレッジ100倍の取引じゃないか。そんなに無理するからだよ。」
トウシ「そうかなあ」
FX「はじめは・・・ほんとはレバレッジ2〜3倍をおすすめするけど、トウシくんはだいぶ慣れてきたみたいだから・・・まあそれでもレバレッジ10倍くらいが限界なんじゃないのかな。資金に見合った数だけ買うほうがいいよ」
トウシ「それだとロスカットはいくらなの?」
FX「ラーメン10個だから、ラーメン1個の値段が1円下がると君は10円損するね」
トウシ「ロスカット基準は800円だったね」
FX「800÷10=80。80円下がるとロスカットだ」
トウシ「やっぱり1回に買うのは3個にしとこうかなあ・・・当面は。」
FX「そうだね、レバレッジを抑えた取引から始めるのがいいと思うよ」
ロスカットの説明図