「売り」から始める

レートが下がっているときでも儲けられるワケ。売りから始める

商売の基本は「安く仕入れて高く販売する」こと。けれども、この順番を逆にして「高く売ってから安く売る」でも、もうけを出すことができるのがFXの特長です。
1ドル=105円で先に売って、1ドル=100円で買えば、5円の差額が貰えるのです。
つまり先に売ってあとで仕入れる、というわけです。
そんなことできるの?と不思議に思うかもしれませんが、通貨の売買以外でも「先に売ってあとで仕入れる」形式で商売をしているお店はたくさんあります。
たとえば雑誌の年間購読を思い浮かべてみてください。
消費者は12か月分の雑誌の代金として料金を支払いますが、そのとき、まだ商品はできていませんので仕入れることができません。商品ができあがってから、仕入れに費やした費用と、お客さんが支払った代金の差額が、お店の利益になります。
ほかにも「料金先払い」の商品はいろいろ思いつくのではないでしょうか?
商売の場合は安く仕入れられるともうかります。
FXの場合はレートが変わるので、たとえばドルを売ったのなら、もっと「円高ドル安」になったときに仕入れれば、もうかります。
しかも「ポジション」で説明したように、仕入れる時期は自分でみはからえばよいのです。逆に言うと、売りからはじめたときは前よりも「円高ドル安」になったときを見逃さないで仕入れることが大事なのです。

売りから始める説明

注意:実際の取引は必ず余裕資金で行ってください。生活費は必ず別に確保してください。実際のFX取引ではあなたが友達を連れてきたり、通貨を探しに行く必要はありません。あくまで画面上での取引となります。

FX「FXラーメンのTシャツを1枚1000円で売ろうと思うんだ。」
トウシ「いいね。」
ところがうわさを聞きつけたトウシ君の友達がぞくぞく店にやってきてTシャツを3枚ほしいというのです。まだTシャツを仕入れていないのに。
トウシ「よし、じゃあ僕が責任もつよ。1枚1000円で3枚、売るよ」
トウシ君の友達は、3000円を支払いました。
このお金をFXおじさんが預かりました。
それからトウシ君は街にTシャツを探しに出かけました。ちょうどいい感じのTシャツが1枚800円で見つかりました。
3枚買うと、合計が2400円でした。
FXおじさんは、2400円をTシャツ屋さんに払いました。
FX「3000円で売ったものを2400円で買えたから、差額の600円は君のものだよ」
トウシ「やったあ。売りから始める取引に成功したぞ。けど、もし街でTシャツが1200円でしか売っていなかったらどうなっていたの?」
FX「そりゃあ、1200×3=3600円かかるから、差額の600円を君に払ってもらうよ」
トウシ「えっ、そうなんだ。損する可能性もあったんだね。よかった」
FX「だからはじめに証拠金を支払ってもらうんだ。もし、君が損した時はその証拠金から差額をさっぴくからね」
トウシ「なるほど、そのための証拠金なんだ」
売りから始める説明図